2015年08月08日

シンガポールの自然

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シンガポール島は構造的にはマレー半島の延長であるが、狭いジョホール水道を隔てて半島部と切り離されている。島の中央および北部は花崗(かこう)岩性の丘陵地で、最高点はブキ・テマの177メートルにすぎない。南西部も丘や谷が錯綜(さくそう)するが、東部は低地が多い。そこをシンガポール川、ジュロン川、ゲイラン川の諸川が南方に、クランジ川、セラングン川などが北および東方に流れるが、いずれも小さい。密林はいまは中央部の丘陵地のみに残り、水源地保安林とされている。ジョホール水道の東部は水深が大きく、セレター軍港を有するほどであるが、西部は一般に浅い。なお南部のシンガポール海峡に面してはサンゴ礁の発達もみられる。 気候は、赤道に近いため熱帯雨林型で、年平均気温27.1℃、年降水量は2282ミリに及ぶが、年間を通じ平均して降るので明確な乾期、雨期の区別はない。降雨はほとんどスコール型である。 島の南部一帯にシンガポール市街地が広がる。その南端はフェーバーの丘(105メートル)となって沖合いのセントサ島との間にシンガポールの商港ケッペル港を抱く。商業の中心ラッフルズ広場やにぎやかなチャイナタウンも南部の海岸近くにある。東西に走るオーチャード通りはかつてのイギリス人の高級住宅地から、多くのホテル、シンガポール大学などの並ぶ市街地区に変わっている。また市街地は北に延び、トーアパヨ団地のような高層住宅群に続く。海岸低地を埋め立てての土地造成も盛んである。一方、島の中央部の丘陵地にはいくつかの貯水池が並んで自然保護地域を形成する。かつてゴム園などの分布した北部・東部もチャンギ新国際空港などが開かれて発展しつつある。また島の南西部にはジュロン工業団地が建設され、これとシンガポール市街を結ぶハイウェーもつくられた。ジョホール水道の上には約1キロの長堤があり、鉄道、道路、水道がマレーシアと直結している。こうして島全体に近代的変貌(へんぼう)が著しいが、ジョホール水道西部に臨む海岸にはなおマングローブなどの茂る地域も残っている。
posted by マーライオン at 15:57| シンガポールの地理