2015年08月08日

シンガポールの政治

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政体は大統領を元首とする共和国である。全人口の76%は中国系であるが、もともとマレー人の地であった事情を考慮して、大統領には中国系以外の人(初代はマレー系)を選んでいる。任期は4年である。しかし国の政治の実権はリー・クアン・ユー(李光耀)首相以下の中国系人が握る。国会は一院制であるが、独立以来リー首相の率いる人民行動党(PAP)がほとんど全議席を独占し、彼の独裁的傾向が強い。小国家ながら行政組織は完備し、内閣は13省からなり、簡素化により能率をあげている。またイギリス軍撤退に伴い国防にも努力し、徴兵制をとり、歩兵九大隊を主力とする陸軍、二戦闘飛行中隊などからなる空軍、西ドイツ製ミサイル艇などによる海軍を建設した。国内の政情はきわめて安定している。 外交的には非同盟中立政策を基本方針として、可能な限り多くの国と友好関係を維持することに努めている。国際情勢に機敏に対応し、多角的かつ現実的に処理しているが、近年、東南アジア情勢の進展に伴い、東南アジア諸国連合(ASEAN(アセアン))の強化に努力している。他のASEAN諸国に比べて発展段階が高く、立場を異にする点が多いにかかわらず、他の四か国と協調する方針をとっている。実質的には中国人国家であるため、「第三の中国」化を警戒する声がASEAN諸国に強い。このため中国、台湾いずれとも正式国交はもたないが、台湾との関係は密接である。
posted by マーライオン at 15:59| シンガポールの政治