2015年08月08日

シンガポールの文化

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人口のうち中国系は76%を占め、ついでマレー系15%、インド系7%、その他2%であり、複合社会の構造を呈している。マレー語を国語とし、歴史的条件を考慮してマレー語、中国語、タミル語および英語の四か国語が公用語として認められているが、「行政上の用語」には英語が使われている。イギリス人は著しく減少したが、それにかわって近年はアメリカ人、日本人の進出が目覚ましい。政府は、人口密集地である旧市街地の再開発に着手し、いくつかの高層住宅団地群を建設しており、すでに全人口の30%以上がこの低廉な団地へ移動した。しかし国の経済的発展にもかかわらずなお民族別の生活格差が存在し、「農村(カンポン)」地域に住むマレー人、インド人の不満は大きい。政府は福祉の面においても努力しており、人口増加率や物価上昇率を低く抑え、医療設備を充実させ、またさまざまの厳しい規制を設け(たとえば若者の長髪やたばこの吸い殻の放棄の禁止など)、「アジアのミスター・クリーン」とよばれるにふさわしい清潔な社会実現を目ざしている。 教育の普及は目覚ましく、独立当初からそれぞれの民族語のほかに英語を必修として学ばせてきた。しかし最近では英語を偏重して自国語を軽視する傾向も生じてきたため、その対策が新しい問題となりつつある。いずれにしても人口のなかばが21歳以下という若年層の多い国であるため、教育施設も追い付くのが容易ではない。大学は、シンガポール大学が古くから有名で、戦後中国人系のための南洋(ナンヤン)大学がつくられたが、現在は統合されて国立シンガポール大学となっている。また技術者養成のための工科大学もある。宗教はそれぞれの民族により異なり、仏教、イスラム教、ヒンドゥー教など各種の宗教が信奉されている。主要日刊紙には英字紙の『ストレーツ・タイムズ』、華字紙の『聯合(れんごう)早報』などがあり、国営のSBC放送がマレー語、中国語、タミル語、英語の四か国語で放送している。1982年末の人口100人当りのテレビ台数は17台で、東南アジア諸国でもっとも多い。
posted by マーライオン at 16:02| シンガポールの文化